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2024年10月24日木曜日

カウリ個展「而二不二」作品紹介⑨

タテガミオオカミのブローチ



最初のDM用の作品で、タテガミのある四つ足動物を探していたら、南米にいるタテガミオオカミを見つけて、モチーフにしました。

制作の後半に立体でで向かい合わせたら面白いかもなと思い、左右向きのタテガミオオカミのブローチをつくりました。






宮内知子 個展 而ニ不ニ

2024年10月25日(金)~11月4日(月)
open 11:00-18:00
作家在店日 10/25.11/4

カウリ
奈良市鳴川町1番地
0742-93-9208


2017年2月12日日曜日

武田製材

昨日は、三重にある製材所に木を購入しに行きました。

この武田製材は、一般に流通されてない、いわゆる雑木として薪などで燃やされてしまうような国産の様々な樹木を独自に入手、製材して販売されています。
聞くと国産の樹木のみで100種類ほど置いてあるそう。
普通の銘木店にはまずないような木が山ほどあって、木の様々な色が大好きはわたしは大興奮して見ました。
ただ、製材されて、乾燥していく木材というのは、だんだん表面はくすんだ色になり、カンナがけをしないと、中身の本来の色がわからないのです。
本当に知らない木ばかりばかりなので、前もっての知識がないと、どんな木なのか、どんな色なのかわからないので、是非、中身の色が実際わかるようなショールームか見本表とかつくってください‼︎と懇願した次第です。

それで今回購入したのは、ソヨゴ、クロガネモチという木。
ほんとはシデという木を買うつもりだったのですが、
白の木もいろいろあって、いろいろ教えていただき、目の覚めるように白いこの二つの木を持って帰りました。
この木はブローチで使うつもりです。

これはキハダ。器で使おうと思います。


こういう方々がいて成り立つわたしのお仕事。木にまつわるお話もとても楽しかった。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

2016年2月2日火曜日

木の食器について

ほぼ毎日、朝ごはんを自分の作ったお皿に盛って使っています。

このお皿は、楢の木に食器の塗料として使うポリウレタン樹脂塗料を浸透させたあと、
蜜蝋とエゴマ油を混ぜたものをすり込んでいます。
いろいろ塗料を試してみて、かつては、経年変化を防ぎ、耐水を強めるために
最後にウレタン塗料を塗膜させていたのですが、
どうしても表面の仕上がりが気に入らなくて、
この仕上がりに今は落ち着いています。

なので、この仕上げの場合、
多少の経年変化があります。

左が未使用のもの右が使って半年ほどのもの

撥水はしますし、普通に油ものでも、水の入ったものを乗せても食器としては使えるのですが、使い続けるとゆっくりと経年変化はしてきます。
ですが、あまりやたら黒っぽくなったり、表面がガサついてきたりはしません。
ただ、ずっと水に浸けていたりすると、水分が浸透してきます。
そうなると、若干反ったりもします。
お買い上げの方には使用上の注意の紙を添えますが、それに沿えば永くお使いいただけます。

私が作ってる食器は、主にこの仕上げ方が多いですが、
形によって、蜜蝋とエゴマ油を混ぜたもののみをすり込んで仕上げたものも作っています。

2015年1月26日月曜日

朴の木

私は朴(ホオ)という木をよく使います。朴葉味噌で使われるあの朴です。やわらいかくて彫りやすいので版木や彫刻で良く使われます。


同じ種類の木でも地域性なのでしょうか、個体差があっていろいろな色があるのですが、特に朴の木は様々な色があっておもしろいです。濃いグレーだったり緑に近い抹茶色だったり。緑の色が強い朴があるとすぐ手にいれたくなります。
木には中心に近い部位を赤太(あかた)端の方を白太(しらた)と呼ぶのですが、普段、白太の部分は虫食いがあったり、色としても基本的に制作には使わないことが多いのですが、朴の木の端っこはものによってはとってもきれいな薄いグレーのものがあったりしてとても重宝しています。



おはなのブローチの真ん中の木が朴の端の部分になります。とてもきれいな色です。

2014年9月7日日曜日

木を合わせる

合わせ木細工と称して作品を作ってるので、当然何の木と何の木を合わせるかが肝心というか命になってきます。

硬さ、透明感、木目、同じ種類のものでも個体差があり、
木の種類というよりも
木の色の要素だけを思いながら考えます。


いくら制作に焦っててもこの時間はちゃんととって決まるまで探し続けるのですが、
いかに固定概念や思い込みやお気に入りを排除して決めるか。
前よりはましになってきたと思うのですが、やはりなかなか難しい。

合わせる木を決めるときは片目つぶってそのうえ開いてる方の目もぼやーっとさせながら見たりしてます。

ケヤキを合わせてみました。でも結局その日はキハダを合わせました。
その日、そのときの気持ちでも合わせる木が変わったりするのだ。

2012年11月14日水曜日

木のこと


最近、良く使う木で「ニセアカシア」っていう種類のものがあって、たまに作品を見た方で「この木の種類はなんですか?」と聞かれます。たまに忘れたりしてお答えできないときがあるのですが…
この葉っぱのブローチの左端の黄色い木が「ニセアカシア」です。

よく名前を忘れるし、でも結構扱いやすい木なので、
聞かれてもすぐ答えられるよう、ちょっとしらべてみました。
右がケヤキ、左がニセアカシアです。
色が微妙に違うけれど、ケヤキとほぼ似たような質感と固さがあります。ニセアカシアは別名ハリエンジュともいいます。マメ科でもともとは北米原産。明治時代、日本に渡って来ました。
 
ニセアカシアから採れるはちみつはとても良質だそうです。アカシアとは別の品種ですが、アカシア産と書いてあるはちみつは実はニセアカシアのものらしいです。
 
でも、繁殖力がとても強く、外来種のため、生物多様性低下の観点から、駆除も進められているとか。
 
 
へへ~。木の色合わせで、困ったときにとても重宝なニセアカシア。
 
今度聞かれても忘れずに自信を持ってお答えできると思います。