2020年12月30日水曜日

年始よりブローチ展に参加します





 皆様、今年の年末はいかがお過ごしでしょうか。

私は毎年の帰省も今年はなく、いつもより少しだけ念入りに掃除をしたり、ゆったり過ごしています。

元旦2日より、出雲大社の近くにあるギャラリーにて昨年に引き続きブローチ展に参加します。
いつかは行ってみたい出雲大社。
様々なブローチが並びます。

2021年1月2日(土)~15日(金)
10:00~17:00

AntiWorks Gallery
〒699-0711
島根県出雲市大社町杵築南1342-8
0853-53-2965

2020年12月28日月曜日

個展終了いたしました。

©mizusai

 水犀での個展、空殻(しいな)が終了いたしました。

コロナ禍の中でもお越しいただいた方々、WEB上でご覧いただいた方々、遠隔ながらも様々な反応をいただけました。この場を借りてお礼申し上げます。

今回の展示に向けて、自分がどのようなものを表したいのか、制作を続けるにあたって次に向けての考えをどのように表明するのか、1年以上かけて取り組んできました。

自分がずっと木やいろいろなマテリアルと対峙しながら出来上がったものを、第三者に見せるということは、こういうことかと今回改めて感じさせてくれた展示でした。

それは、他の可能性や、自分が思っていた常識、非常識みたいなものの上書きというか、自由に取り組んでいたつもりのものも、実は案外縛られた中でいたこととか、そういうものをこれからは取っ払う(というまでにはまだいけませんが)作業の必要性を感じました。

型破りだと思っていたことが、案外狭い中で見ていたりして、自分の考えを表明すると、途端にいろんな声が聞こえて来ました。そういうのをあれこれ聞いてみると、わたしはまだまだやるべきことはいくらでもあるのでした。

なにせ、どこかで修業をするという経験もなく、いままでも自分で取捨選択して取り組んできたことなので、毎日、自問自答の日々は続くし、失敗もあるし、ものも売れたり売れなかったり、一喜一憂しながらの日々ではあります。

ですが、そんな中でも自分がやりたいことをやって、頑張って選んできたことをそのまま喜んでもらえるということはほんとに嬉しいことでした。もう少し自信を持って、もう少し偉そうに(笑)取り組んでいってもいいのかなあと思います。

星占いでは、これからは風の時代と聞きますが、今までのように周りの必要に応じてつくるのと同時に、自分の声に従ってつくるという作業がこれからもっと大切な時代になってくるような気がします。

これからも、自分の感覚、センスを信じながら、聞こえてくる声に合わせておもしろいものをつくっていこうと思います。

どうもありがとうございました。

 ©mizusai





2020年12月22日火曜日

小さいの追加しました



初日、2日目の在廊を終えて、帰宅してから、制作を再開して、小さな作品を何点か追加しました。

あと、22日、23日、24日と在廊予定です。


宮内知子「空殻(しいな)」
MIYAUCHI Tomoko exhibition
2020.12.12sun - 12.24.thu
12:00 - 19:00 ※最終日17:00まで


水犀


東京都台東区三筋1-6-2小林ビル3F
tel 03-5846-9118

都営浅草線蔵前A1出口より徒歩6分
JR浅草橋西口より徒歩10分

新型コロナウィルス感染予防に努めて開催します。









 


 

 

2020年12月18日金曜日

個展中です

©︎mizusai 

水犀での個展が開催中です。
毎日、インスタグラムより、美しい画像と共にご紹介いただいております。


初日、2日目と在廊いたしました。
いつもとは違う個展で、大変刺激をもらいました。
ギャラリーの方から、いろいろな作家さんの話を聞くと、ほんといろんなアプローチをされてる方がいるんだなぁと感じます。
自分がいままでやってきたこととかが、決して間違いではないけれど、他の見方はいくらでもあるし、秤は自分で決めればいいのだと教えてもらい、
視野みたいなものが一気に広がった気がします。
環境みたいなものは狭められたりする条件でもあるけど、考え方によっては身の置き方でどうにでもなるなぁ、と車の中であれこれ考えながら帰途につきました。

素敵な空間になりました。
とりあえず、ひとつの夢が叶った展示でもあります。
もし、お越しになれる機会がありましたら、是非ご覧いただきたいです。

また、22日、23日、24日に在廊予定です。

水犀のホームページでも映像とともに展示の様子をご覧いただけます。


オンラインでも一部ご購入いただけます。







 

2020年12月11日金曜日

明日より

展示の設営がほぼ終わり、明日から個展がはじまります。

設営の緊張感も楽しい時間でした。
なかなかお誘いづらい世の中ではありますが、大きな器が並ぶ空間をぜひご覧いただけたら嬉しいです。



宮内知子「空殻(しいな)」
MIYAUCHI Tomoko exhibition
2020.12.12sun - 12.24.thu
12:00 - 19:00 ※最終日17:00まで


水犀


東京都台東区三筋1-6-2小林ビル3F
tel 03-5846-9118

都営浅草線蔵前A1出口より徒歩6分
JR浅草橋西口より徒歩10分

新型コロナウィルス感染予防に努めて開催します。

在廊予定 12日(土)13日(日)22日(火)23日(水)24日(木)







 

2020年12月9日水曜日

個展に向けて

©mizusai




木工を始める前、何かをつくりたいと思っていたものの、素材は何がいいか、どうしたらいいか、日々悶々と過ごしていました。

立体を構成するための平面、立ち昇るような面、踏み固められた地面、ずっと、面の存在感みたいなものに惹かれてはいても、どうやってそれを表せばいいのかわからず、それでもつくりたいと思って、おもむろに木を彫りだしたのが、わたしの木工のはじまりでした。

そのころから、粘土を木に埋め込んでみたりして、素材を感じながら、表面を面としてどう存在感を持たせるのかみたいなことをずっと考えながら制作してきました。

今回、個展のための制作にあたり、漆、胡粉の他に、何かで表面にテクスチャをつくれないかと思い、日本画などで使われる土顔料を見つけました。

色をつけるというより、面を際立たせたいというのが目的で、木の凹んだところに土顔料を埋め込み、スプーンの裏で擦り付けると、土顔料と木に艶が出てきて、異素材でつくられた面が一体化してきます。

そして、器の口縁を薄く削ぎ落とすと、木の塊だったものが、殻のようなものに見えてきます。

「空殻(しいな)」という題名は、もともとは「秕」という漢字から、島崎藤村の「破戒」という小説に当て字として書かれた言葉を引用しています。

秕とは、実のならない籾(もみ)という意味。

今あるものを持って、そこに欠いたものを想像できないかみたいなことを思ってつけました。

そのあたりを、共鳴できたらとても嬉しいです。


 

2020年12月8日火曜日

作品できてきました


 12月12日(土)からはじまる水犀での個展作品ができてきました。

今回は点数などが予想できるような制作ではなかったのですが、ある程度の点数にまとまってきて、少しホッとしています。

オブジェ、壁掛け、食器、ブローチをつくりました。

いつもでしたら、こちらのブログやインスタグラムなどで展示前に作品をご紹介しますが、

サイズが大きい作品も多く、家ではなかなかきれいな写真が撮れなかったりするので、展示の様子でご覧いただけたらと思います。

この世相も踏まえて、お越しいただけない方にも、水犀のホームページやインスタグラムで個展の展示風景など写真でご紹介できたらと思っております。初日からオンラインでもご購入できます。

水犀webhttps://mizusai.jp/

水犀インスタグラムhttps://www.instagram.com/mizusai_/

私は12月12日(土)13日(日)22日(火)23日(水)24日(木)に在廊する予定でおります。

宮内知子 空殻(しいな)
2020年12月12日(土)~24日(木)
12:00~19:00(最終日は17:00まで)

水犀
東京都台東区三筋1-6-2小林ビル3F
都営浅草線蔵前A1出口より徒歩6分 JR浅草橋西口出口より徒歩10分
tel 03-5846-9118

2020年11月29日日曜日

個展のお知らせ 宮内知子 空殻(しいな)

 


宮内知子 空殻(しいな)
2020年12月12日(土)~24日(木)
12:00~19:00(最終日は17:00まで)

水犀
東京都台東区三筋1-6-2小林ビル3F
都営浅草線蔵前A1出口より徒歩6分 JR浅草橋西口出口より徒歩10分
tel 03-5846-9118

水犀web


わたしは短大で陶芸を勉強したのち、
25歳の時、木で器をつくれないかなと思ったのが木工をはじめたきっかけでした。
なにかを入れるためというより、器というカタチを持って表現できないかと思い、様々な種類の木を接ぎ合せ、合わせ木という手法で木の塊をつくり、そこから削ぎ落して大きな器をつくるようになりました。
今は、食器類などと並行しながら、アートピースとしての器をつくり続けています。
この度、大きな器を中心とした個展をすることになりました。
新しい表現方法として、様々な国の土顔料を使った作品をつくりました。

是非、ご予定いただけましたら幸いです。


今回、桜井ただひささんに撮影を、増田満(MAN STUDIO)さんにデザインを依頼してDMを作成しました。
取扱店、知り合いのお店などに置いてもらっています。ぜひお手に取ってもらえましたら嬉しいです。

もし、DM送付ご希望の方がいらっしゃいましたら、
までご一報ください。








2020年11月18日水曜日

日々


 東京の個展に向けて日々つくってます。次の展示は、ほんとうに自分がやりたいものを意識しながら遂行している感じです。

そう思いながらやると、20歳そこそこで、表現したいと感じていたことと諸所リンクするところがあったりして、

少しずつでも昔からなんとなく考えていたものに近づいているのかもしれないなぁと実感します。

あちこち試行錯誤、ぶつかりながら、やればやるほどハードルは高くなるし、苦しくも楽しい。

そんな中で、なんとかいいものができるよう頑張って制作しています。

また詳しくは後日お知らせします。

2020年11月10日火曜日

4つの引き出し展終了しました。






 初日、最終日に在店いたしました。
4人の展示は毎年ワイワイ賑やか。来年も、数は多くなくとも、いいものを集めた楽しい展示ができたらと思っております。

お越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました。



2020年10月29日木曜日

フィールドノートの展示、30日から



10月30日から奈良、フィールドノートで「4つの引き出し展」はじまります。11月8日まで(期間中、11月1日、2日お休み)


今回つくったものです。

初日、最終日に4人で在店しております。

カフェ、ランチがてら、どうぞお越し下さいませ。




4つの引き出し展


木/宮内知子

金/上田真理子 um.

紙/萩原桂子

革/坂田典子

2020年10月30日(金)〜11月8日(日)【期間中、11月1日(日)2日(月)お休み】

在廊日/10月30日、11月8日

11:00〜17:00


フィールドノート

奈良市四条大路2-2-17

tel 0742-36-7227


https://fieldnote-nara.com/





 




 

2020年10月18日日曜日

展示のお知らせ


4つの引き出し展


木/宮内知子

金/上田真理子 um.

紙/萩原桂子

革/坂田典子

2020年10月30日(金)〜11月8日(日)【期間中、11月1日(日)2日(月)お休み】

在廊日/10月30日、11月8日

11:00〜17:00


フィールドノート

奈良市四条大路2-2-17

tel 0742-36-7227


https://fieldnote-nara.com/


今年も開催いたします。
4人の素材と4つの手から生まれるモノたちを
どうぞお楽しみください。

 

2020年10月13日火曜日

茶の輪

いるふ。にて、二名良日(ふたなよしひ)さんの展示をしています。
先日、お茶の木で輪っかを作るワークショップがあったので参加しました。

二名さんは現在77歳。なにをするにも年齢は関係ないとは思いますが、そのくらいの年齢の方と、ものつくりの話をするのは初めてで、お話を聞いてると、なぜものをつくるのかみたいなことには理由なんていらないのだと、強い言葉をもらいました。

二名さんの字

 二名さんの作品は18日まで展示しています。

もしよろしければ京都、南山城村のいるふ。にお越しください。詳しくは↓

https://www.instagram.com/irufu_minamiyamashiro/?hl=ja





2020年10月5日月曜日

カウリの包装紙



 
カウリの10周年記念展では、こんな包装紙で包んでもらえます。わたしのお皿の絵も載ってます。嬉しいです。


わたしの作品はありがたいことに初日で完売してしまいましたが、展示は11日まで開催しております。




 

2020年9月28日月曜日

カウリ10周年企画展



カウリでの10周年記念の企画展に向けて、3寸皿、7寸皿をつくりました。


画像の扇子は奈良扇(ならおうぎ)というもので、昔からある奈良絵を扇子にしたてたものです。
京都の扇子店で、検品の仕事をしていたとき、さまざまな意匠をみてきましたが、なかでも好きなもののひとつで、一本手元にも置いてあります。
今回は、その中のモチーフをちょっと拝借して描いています。
カウリがあるならまちは、まさしくあの奈良絵のような雰囲気で、毎回おとずれるのが好きな場所です。
そんな感じを絵にできればと思いました。

鹿のブローチもつくりました。

展示は10月2日から11日まで。
初日は予約制になります。
どうぞご覧いただけたら幸いです。


 




2020年9月22日火曜日

よしなしごと

一年に一度くらい、ひとりで突発的に出かけたくなる時があって、それがおととい起こりました。
歯医者から帰る途中、フロントガラスから空を仰いだ途端、曽爾高原に行きたくなって仕方なくなり、そそくさと支度をして、行って来ました。


山肌に雲の影が動いて行くのを見ながら登って行くのがとても気持ちがいいのです。
人も思ったよりもまばらで、汗をかきつつ登るのですが、その間も心地良い風が頬を撫でます。

 高原の天辺でコンビニのおにぎりふたつをはむはむ食べながらぼーっとしつつ、しみじみ、来てよかったなぁと思いました。

降りたのちの温泉もよし。

次の日の筋肉痛もまたよし。

いい1日なりました。


また制作がんばろう。





2020年9月14日月曜日

カウリ10周年企画展



お世話になっております奈良のカウリが、10周年企画展をします。おめでとうございます。

フライヤーは大判で、来年のカレンダー付き。

欲しい方はご連絡ください。

初日は予約制になります。

どうぞよろしくお願いします。

以下はカウリのお知らせより


https://kauri-online.com/?pid=153743168

カウリの10周年企画展 奈良10(ten) 

会期 2020年10月2日(金)(※10月2日(金)は予約制)~10月11日(日)  
(ご予約はカウリのオンラインショップで9月15日22:00~予約開始します。先着順)
(10/1は関係者のみのプレオープン)
ご予約は

時間 11:00~18:00

カウリは10月に10周年を迎えます。
日頃お世話になっている作家さんに
奈良、カウリをテーマに作品を作っていただきました。
メイン作品以外にも各作家の作品は販売します。
オンラインショップでの販売は今のところ予定しておりません。


参加作家(50音順)とメイン作品 紹介


いろいと(テキスタイル)トートバッグ


梅崎由起子(藍染)風呂敷ほか


大井寛史(陶磁器)陽花皿ほか


大野素子(陶)オブジェほか


草舟 金子佐知恵(陶)オブジェ、はしおき


glass studio be 奥野佐知子(ガラス)ブローチ


穀雨 長南芳子(アクセサリー)本真珠ピアス、ネックレス


高島大樹(陶)絵皿、グラナラシリーズ、六角シリーズ



西尾勝彦(詩)詩集
ならまち近所でのんびり暮らしているひとの一年

萩原桂子(切り絵)切り絵カード


吹きガラス工房 一星 山田奈緒子(ガラス)花器、グラスほか


堀浩子(木版画)


宮内知子(木工)絵皿



スペシャルイベント

10月10日(土)は10の日
スペシャル10(ジュー)ル

この日はスペシャルなイベントをします

川口武亮 10のアイテム(川口さんのうつわ作品が到着します)
だいどころ飛鳥の10カラっと揚げ弁当(限定20食)と紅白まるちゃん
moiicoのガレットデロワ カウリ10周年バージョン(限定10台)
ハナロジ 10種のスペシャルブーケ(生とドライ)

フードは予約制です。
9月15日(火)21:00よりメールかインスタのダイレクトメッセージでお受けします。

shop@kauri-online.com

 カウリ インスタグラムhttps://www.instagram.com/zakka_kauri/

フライヤーは店頭でも配布しております。
どうぞお手に取ってお読みくださいませ。


展覧会の詳しい内容は、徐々にインスタ等にアップしていきます。
チェックもよろしくお願いいたします。



2020年9月7日月曜日

個展が終了いたしました。

黄色い鳥器店での個展が昨日で終了いたしました。

在店は初日のみでしたが、沢山の方にご覧いただけたとの報告をもらいました。

黄色い鳥器店で個展をすることがちょっとした目標だったので、それを叶うことができ、その上、たくさんの方にご覧いただけたのがなによりも嬉しかったです。

お越しいただいたおひとりおひとりにお礼申し上げます。

どうもありがとうございました。

ちょっとだけ東京滞在の思い出
武蔵美時代、講師の小坂明さんの美しいピッチャー(キレも抜群)
大好きなイギリスの絵描き、ローラ・カーリンさんの陶皿


宝物が増えました。

これからも日々精進いたします。








 

2020年9月4日金曜日

展示の様子








初日のみ在廊でしたが、途切れることなく、いろんな方にお越しいただきました。
どうもありがとうございました。
黄色い鳥器店で並べたらこんな感じかなあと思い、つくったあれこれが実際に並ぶのはとても嬉しい光景でした。

個展は早くもあと3日となりました。

インスタグラムのほうでもいろいろご紹介いただいてます。
展示期間中、もし、気になるものがありましたら、
こちらよりお問い合わせください。


 

わたしはちょこっと帰省してうろうろしてきました。
これは東京ステーションギャラリーでやっていたバウハウス展。
行ってみると、東京も全然元気です。