2016年2月2日火曜日

木の食器について

ほぼ毎日、朝ごはんを自分の作ったお皿に盛って使っています。

このお皿は、楢の木に食器の塗料として使うポリウレタン樹脂塗料を浸透させたあと、
蜜蝋とエゴマ油を混ぜたものをすり込んでいます。
いろいろ塗料を試してみて、かつては、経年変化を防ぎ、耐水を強めるために
最後にウレタン塗料を塗膜させていたのですが、
どうしても表面の仕上がりが気に入らなくて、
この仕上がりに今は落ち着いています。

なので、この仕上げの場合、
多少の経年変化があります。

左が未使用のもの右が使って半年ほどのもの

撥水はしますし、普通に油ものでも、水の入ったものを乗せても食器としては使えるのですが、使い続けるとゆっくりと経年変化はしてきます。
ですが、あまりやたら黒っぽくなったり、表面がガサついてきたりはしません。
ただ、ずっと水に浸けていたりすると、水分が浸透してきます。
そうなると、若干反ったりもします。
お買い上げの方には使用上の注意の紙を添えますが、それに沿えば永くお使いいただけます。

私が作ってる食器は、主にこの仕上げ方が多いですが、
形によって、蜜蝋とエゴマ油を混ぜたもののみをすり込んで仕上げたものも作っています。