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お散歩しだしてみる 満開でした |
退院してからの話
毎日薬を飲んで、日がな一日、あれこれしながら過ごしています。
再びステロイドの副作用の話です。
特徴のもうひとつに「寝られない」というのがあります。不眠です。常に眠いんだけど、夜に寝ようとして目をつむっても頭が冴えてしまいます。
根負けして眠剤を処方してもらい、睡眠をある程度取れるようにはなったので、薬を飲んで寝るのですが、必ず夜中の2時に一度起きます(眠剤を飲んでいるので、そこから目をつむるとうっすらと朝まで寝られます)。長々と書いた「病気のはなし」も、目が冴える早朝に入院中のベッドの中でこそこそ書いていったものです。
眠剤を飲んで夜寝ていても、日中に突然眠気に襲われることがあります。自宅療養中なので、常に床に就けるようにしているのですが、眠くなったらちょっと寝て、ムクッと起きていきなり筋トレしたり、いろいろしたりしています。こんなもの、会社勤めとかだったらやってられません。ここらへんは、時間の融通が効く職業で良かったと思います。
最近、NHKで、「しあわせは食べて寝て待て」という膠原病(シェーグレン症候群)を抱えながら一人暮らしをする女性が主人公のドラマがはじまりました。こういう病気を携えながらの会社勤めは大変で、それで、社会も親も病気に対してあまりに冷たいという内容。タイムリーすぎて、なんだか今の現状と重ねて、身につまされる思いになりました。薬膳好きの変わった男前、宮沢氷魚が出てきて、やっぱりそのあたりはリアルでもないのですが、これから多分幸せになる内容のはず。楽しみに見ていこう。
主人公は38歳。ワタシは53歳で随分と年上の一人暮らし独身女ですが、そう考えても、周りのヒトにも、職業的にも、社会的にも、今のところとても恵まれてるなぁと思ったのでした。