2016年12月31日土曜日

よしなしごと.3

みなさま年末はどのようにお過ごしでしょうか。

年末はここぞとばかりいろいろ出かけてます。
友人の実家が京都の宮津にあるので、忘年会を兼ねた旅行してきました。
お仕事の要素全くなし。
日本海は寒々しいけどいろいろがあったかくて楽しい。
気の置けない友人たちとあまり決めない予想外の展開もとっても楽しい。
来年に向けてわははは笑ったとても楽しい締めができました。
来年も良い年にしたいなー。

どうぞみなさまも良い年をお迎えください!








2016年12月21日水曜日

よしなしごと.2

奈良の桜井に用事があったので、久しぶりに山の辺の道を少し歩きました。

道が手入れされていてとても綺麗な道です。でも、観光地化も過度にされていなくて、とても気持ち良い場所です。

来年に向けて、ちょっと時間をかけたい制作もはじめています。

これは、器を作る途中。
器には見えないでしょうが。
ちゃんと時間をかけて考えたい制作にはとてもいい季節です。



2016年12月15日木曜日

よしなしごと.1

ちょっと仕事が落ち着いて来て、最近は、今年のうちにやっておきたかったことをひとつずつ行なっています。

三重の四日市へ、行ってみたかった展示をいろいろ見て回りました。

近代に生活の中で使われてた陶器製の産業製品に注目した展示をしていたBanko museum は、おそらく美術や芸術などとは範疇が違うところで作られたであろう陶器製のスイッチ、ヤカン、フック、アイロンなど、さまざまな工業製品がが展示されていました。
当初、産業として作られて来たものを、展示物としての別の光の当て方をされているものたちは、とてもデザイン性に富んでいて、しかし、意図せず手跡がいい具合に残されたものとして、その当時とはまた違った角度から見えるものがある、今のものつくりにひとつの提案をかざしてくれるような展示でした。
モノが溢れる現代となっては、ひとつのものが出来上がる過程も、さまざまな選択、方法がある中で、何を取捨選択して作って行くか、敢えて今、モノを作る理由を改めて問われるようなそんな展示を見ることができました。






そのあとは、短大時代に同級生だった陶芸家の稲崎栄利子さんの展示を見に目黒陶芸館、別館へ行きました。
短大時代からとても独特な手法で作品を作っていた稲崎さんは、そのあともより進化させて、発展をして、作品を作り続けています。
ひとつの作品に3ヶ月から半年ほどのの時間をかけて、とても細かいパーツをたくさん要素として取り入れた作品は、制作時間以上に若い頃からずっと作り続けてひとつずつ積み上げられた時間を感じさせてくれるものでした。
作品は長い時間をかければその作品がいいものになるわけではないけれど、作品自体に、押し付けがましくなく、ちゃんとそのもののチカラが見えるものは、少しも無駄な時間を過ごしてないんだなということを感じさせてくれるものでした。

作るからにはキチンとそこに力を注ぐ。
そうでないと作ってるものに意味はない。そう作り続けることは目の前の状況云々よりも確実に意義があると感じさせてくれる展示でした。

目の前のことで右往左往、慌てたり、焦ったりする毎日ですが、そんなことになりつつも、ちゃんと肚の下にしっかりとした熱いものを持ちながらわたしも頑張っていけたらなと思いました。




2016年12月9日金曜日

箱根にありますポーラ美術館にて

ただいま、箱根にあるポーラ美術館で「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ」という企画展を開催しております。
そちらの会期中に、ミュージアムショップにて、木のお皿、ブローチを展示販売させていただいております。
合わせて鳥、建物のブローチの新作を製作いたしました。
個人的に美術館のミュージアムショップに行くのが好きなので楽しく制作できました。
美術館に立ち寄ったときのもうひとつの楽しみになるように。
会期は2017年3月3日までです。
ポーラ美術館に行かれた際はご覧いただけたら嬉しいです。

ポーラ美術館

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285
0460-84-2111

2016年12月8日木曜日

左向きたち集合写真


遅くなりましたが、京都、菊屋雑貨店にて「杜展」終了いたしました。どうもありがとうございました。
引き続き、作ったもの、常設で置いてもらっております。
よろしければまたご覧ください。
鳥の大きいのと小さいの作りました。
ブローチになります。

この時期になると干支ものをお願いされます。

お皿も作りました。
大阪のwarble/22家http://warble22ya.exblog.jp/と、奈良のカウリhttp://kauri-online.com/にて販売いたします。

2016年12月4日日曜日

京都、ちせにて




もうはじまっておりますが、広島、福山のノキロアートネットが、京都のちせにて期間限定でお店の開いております。
私もお皿、ブローチで参加しております。

以下はノキロアートネットのHPより

【おでかけノキロ】
2016.12.3 sat - 12.11 sun
open: 11:00-18:00(土日祝 -19:00)
期間中のお休み:12/8(木)

京都でノキロ出張イベントです!
うつわや木工、布ものや雑貨など、そして各地のおいしいものいろいろ。
久しぶりに皆様にお会いできるのを楽しみにしています!
出展作品など詳しくはこちらでご紹介します。

nokiro-art-net FB http://www.facebook.com/nokiro.art.net
instagram http://www.instagram.com/nokiro_net_net  
連絡先:070-4011-0893 

ちせ 2Fgallery
京都市左京区北白川別当町28
tel: 075-746-5331 http://chise.in
open: 11:00-18:00(土日祝 -19:00)
定休日:木曜日 

2016年11月25日金曜日

はじまります


こうなったのであります。

なかなかはまりました。
上がわたしで下が木ノ戸久仁子さん
ポロコック氏と申します。
12月4日まで、京都の菊屋雑貨店にて展示してます。

木ノ戸さんの石








2016年11月23日水曜日

新しいブローチ

なみなみの合わせ木で新しいブローチ考えました。

形の追求追求追求…
こうじゃないを省いてくとこうだってのが出てくるときがあってそんなときが嬉しいのです。

まだまだ見つけていきたいですなー。

2016年11月20日日曜日

新作




みんな四寸(約12cm)の鉢の形なります。
器を絵で満たしてみようと思いまして。
食器としてお使いいただけます。

菊屋雑貨店の「杜展」にて展示販売いたします。



2016年11月12日土曜日

京都にて「杜展」


京都の菊屋雑貨店にて、今年も陶芸の木ノ戸久仁子さんと二人展いたします。

杜展

2016年11月25日(金)~12月4日(日)

12:00~19:00
菊屋雑貨店
京都市中京区寺町通り押小路上がる妙満寺前町469


一年のなんとなく締めくくりっぽい気持ちでいつもこの展示をさせていただくのですが、
今年はこんなDMになりました。



こんなん作ります。
てかできるだろうか!
どうぞみなさまごらんください。

2016年11月8日火曜日

フィールドミュージアムSA・NU・KI終了いたしました。

フィールドミュージアムSA・NU・KI無事終了いたしました。

お越しいただいた皆様ありがとうございました。
この展覧会に携わっておられた方々、ご尽力していただきありがとうございました。

広い会場での展示で、大きな作品を作りたいタイミングが合い、3つ大きなお皿を作らせていただきました。

他の方の展示もとても見応えがあり、でも場所柄かゆったり展示を観れる環境はとても贅沢な展示会でした。

実行委員の陶芸家の上野剛児さんのお家に泊まらせていただき、展示在廊後は必ずお酒を酌み交わしいろんな話を聞いたり話したりする毎日で、昨日家に帰ってきて、若干SA・NU・KIロスになっております。

実行委員の方が選んでる作家さんだからなのか、参加されてる方たち皆さん共通してきちんと素直にモノづくりに向き合ってる方々で、わたしも試行錯誤しながらここまで来ましたが、なんとなく、いままでやってきたこともそう悪くはないのかもしれないなあと今思っています。

これからもどういうものができるのかわかりませんが、これからもおもしろいヘンなの作っていく充分なチカラになったのは確かです。

どうもありがとうございました。


2016年10月23日日曜日

フィールドミュージアムSA・NU・KIに向けて

フィールドミュージアムSA・NU・KIに向けて大きな作品作ってます。

これは、黄檗(きはだ)、桜、栗、針槐(はりえんじゅ)を合わせてます。
あと少し。どうなるでしょうか。




2016年10月19日水曜日

新規お取り扱いのお店のお知らせ




京都、三条通西洞院西入るにある器屋の「若葉屋」さんに木のお皿を取り扱い頂いております。
今年オープンされた落ち着きのあるきれいなお店です。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

若葉屋

 〒604-8247 京都市中京区三条通西洞院西入塩屋町53
TEL/FAX: 075-221-0467

2016年10月15日土曜日

フィールドミュージアムSA・NU・KI


香川県東かがわ市にある、引田という江戸時代から明治時代にかけて培われた入り組んだ路地や古い建築がある町並みの中で、フィールドミュージアムSA・NU・KIという工芸のイベントが行われます。
8回目になるそうですが、私も今回、参加させていただくことになりました。



FIELD MUSEUM SA・NU・KI

2016年11月4日(金)5日(土)6日(日)
10:00~16:00

会場 引田の町並み
(讃州井筒屋敷・旧山田医院・阿部邸・笠屋邸・煙突広場・旧商店・旧松村医院・窪田邸・吉原邸・山本醤油)
お問い合わせ・フィールドミュージアムSA・NU・KI実行委員会事務局
769-2792香川県東かがわ市湊1847-1


私は煙突広場で展示予定です。

他にもさまざま、16名の方の展示がご覧になれます。


展示というか、個展会場が17か所あるような見応えのあるものになりそうです。
瀬戸内国際芸術祭2016と合わせて、ぜひお越しください!

上記のフライヤー、作家ひとりひとりの紹介も載っております。
ご希望の方、郵送いたしますのでメールでお知らせください。
miyautitomokko@gmail.com


2016年10月6日木曜日

秋田→青森


クラフトフェアを終了後、五能線クルージングトレインに乗って、秋田から青森に行きました。
千畳敷海岸




棟方志功記念館

三内丸山遺跡

              青森県立美術館

岩木山

棟方志功記念館で流れてた映像の中で、「自分の仕事に責任は持てません」という言葉がありました。
柳宗悦の解説によると、
「なにも、これは無責任でも言っているのではない。
人間が自分で責任をとれるような仕事は底が知れている。
せいぜい、道徳的な世界にとどまっていて、それが最後の境地などいえないのではないか。
仮に神や仏が責任を持ってくれる仕事をしたらどうだ。
この方がはるかに大きく、一段と深い境地ではないか。
だから、責任を持たぬ仕事ほど素晴らしいのではないか。
という逆説的な解釈を下していた。
人間の自分が間違えてこそ、本物の板画ができるのである。」
とのこと。

そんな話を聞くと、まだまだちっぽけだなと思ってしまうわたしですが、とてもその言葉が心に残った青森の旅でした。








2016年10月3日月曜日

タカラヅカスカイステージ 夢みるチカラ

このブログをご覧になってる皆さまで、宝塚ファンの方はいらっしゃいますでしょうか?

今回、ご縁があり、「宝塚歌劇専門チャンネル」タカラヅカ・スカイ・ステージの番組、「夢みるチカラ」にて、宝塚歌劇団雪組の彩凪 翔(あやなぎ・しょう)さんが、わたしの工房に来てくださり、取材をしていただきました。

宝塚歌劇団のことはふわっとしかわかっていなかったわたしでしたが、あまり事前準備もせず、さて、どんな話になるかなと思いましたが、とても気さくにお話ししてくださり、とても楽しい時間になりました。
ジャンルは違えど、何かモノを作るというところで、思ってることが似ていたところもあり、とても宝塚歌劇というものが身近に感じられて、なんだかとても嬉しかったです。

その初回放送が
10月4日(火)23:30〜24:00にあります。(そのあと、順次再放送されます)

「スカパー!」や、ケーブルテレビでご契約の方がご覧になれる番組です。
どうぞ!是非ご覧ください。

番組のホームページ→http://www.skystage.net/Prgm/Detail/8461.html




2016年10月2日日曜日

秋田、横手にて

1日目のお城
鳥海山
2日目のお城

秋田、横手で行われた「よこてお城山クラフトフェア」二日間とも快晴の下、無事に終了いたしました!

たくさんの方に来ていただきました。
ゲストとして参加させていただき、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

どうもありがとうございました!





2016年9月26日月曜日

京都髙島屋より

髙島屋京都店にて、行われる企画展に参加いたします。
お店には行けませんが、お近くにお越しの際はどうぞご覧ください!

【NIPPONものがたり】輝く女性たちのものがたり

  • ■9月28日(水) → 10月11日(火)
  • ■6階生活雑貨ショップ マ ピエス
    ※最終日は午後5時終了。
女性ならではの感性や自由な発想から生み出された作品は、今、ものづくりの現場においても多方面で注目されています。現代の生活にも美しく溶け込むデザイン性など、その魅力を全国各地の作り手にクローズアップしながらご紹介します。

秋田にて よこてお城山クラフトフェア 

フィールドノートの「4つのひきだし」終了いたしました。さまざまに方に来ていただき、楽しい展示となりました。ありがとうございました!

それでそれで



今週末はわたくし秋田に行きます。
初、秋田でのクラフトフェア。
光栄なことにご招待いただきました。
母方のルーツが秋田なので、そんなことを感じつつ楽しんで参ります。
東北地方にお住みの方よろしければお越しくださいませませ。
雨降りませんように!

よこてお城山クラフトフェア
10月1日(土)10:00〜16:00、2日(日)10:00〜15:00
秋田県横手市城山町29-1
横手公園展望台周辺(通称 お城山にて)
入場無料、雨天決行
Facebook facebook.com/oshiroyama
Twitter @oshioyama2016

2016年9月23日金曜日

フィールドノートの様子

4人それぞれの新作など



9月10日の初日には、京都から、茶房うめぞのさんのかざり羹(写真は葡萄)と焼き菓子のセットを、私の作ったお皿、um.さんのカトラリーでいただきます。
、というかしっかりいただきました。

あと、9月17日、22日には奈良のパン屋、樸木(あらき)さんのパンプディングがいただけました。

食べ物が乗ると、お皿もなんとなく落ち着く感じがします。



連日、さまざまな方にご覧いただけているようです。
ありがとうございます。

最終日、25日は4人全員在廊いたします。
よろしければどうぞお越しください。









2016年9月9日金曜日

新作

おもて
うら

新しいブローチを作りました。
新しいブローチピンを金工造形の千(せん)さんに作ってもらいました。
このブローチピンから発想してブローチを作りました。
刻印入り。見えない裏も大事です。
明日からの奈良のフィールドノートでお披露目いたします。

2016年9月4日日曜日

とら


gallery tenの展示がはじまっております。
1日、2日と在廊いたしました。
いろいろさまざまお話ししたり楽しい2日間でした。



11日までは無休。cook labo"迷羊舎"主宰・菅原裕喜さんのカレーがいただけます。
カレーも美味しいですが、福神漬おいしい。

gallery tenの中にはオーナーの典子さんが選んだ沢山の面白いもの、面白そうな本がわんさかあって、ずっとコーヒーを飲みながら本を読んだりしていたいお店でした。

展示は26日までです。
営業日、営業時間等は→http://www.gallery-ten.com/
関東近郊にお住いの方、よろしければどうぞお越しくださいませ!