2015年3月17日火曜日

えらそうに説教したくなるお年頃


6月の個展に向けての大きめの作品作ってます。

昨日、友人とお酒飲んでてまた熱く語ってしまった。
わたしやその友人は今作っているジャンルに於いてとりたてて学校などがっつり学んだ経験はなく、自分でどうにか調べたり、ホームセンターに通いつめたり、自分でなんとなく趣味みたいなところから始めているので、ここまで来るのになかなか時間もかかったし、基本、専門的な知識を身につけてないので、職人さんみたいな感じにはとうていならないというかなれないけれど、
今になって、縁あって富井貴志さんとこに行ってちょっと手伝わせてもらったり(彼は3月より新潟で新たな生活・仕事を始められます。Olé!)、友人は革でモノ作る人なのでミシン教室行ったり、そんなんすると、おおよそ我流のような我々からしたら、ちょっとした道具や手法を見て目からウロコというかドびっくりするわけです。
なにせなんも知らず始めたわけだから。学校で習うような基本的なことは結構知識として抜けてたりしてます。

でも、こんなん作りたいねん!という想いはとても強く、それでずーっと作り続けてきたた私たちは
芯の中の大事なことはゆっくりとですが育ててきた自負みたいなものを確認しました。

それでここへきて人から細かなことを教わるのはとても芯まで沁み渡る。

ずっとおぼつかなくて不安で今日まで来た感じですが、
不安や、恐れが逆に裏付けのように力になる。



なんだかいろいろな偶然にありがたいなあと思った夜なのでした。