2018年11月24日土曜日

field noteにてオーダー会終わりました

昨日、奈良 フィールドノートにてspecial ordering終了いたしました。
去年アトリエエトセトラに続き、2回目の開催でした。

ちょっとその様子を



自分が買っているワンちゃんだったり


ヤドリギだったり
具体的なイメージを持ってきてくださる方もいたり、なんにしようかなーみたいな感じだったり、お客様によってさまざまです。
それを、好きなものだったりとか、住んでいるおうちの感じだったりとか、いろいろなことをお聞きしながら、木のお皿の種類、材質、それに合う漆象嵌の効果などをお教えしながら、具体的なアイデアを形にしていきます。

なんとなくモチーフが決まったら、なにに使うか(飾るか、料理を盛るか、または時計にするか)などをお聞きしながら、構図などを決めていきます。

お話をお聞きしながら、具体的な内容に持っていこうとするとき、自分が創作する上でのプロセスなどがフィードバックされていくのがわかります。
「ああ、自分はこういう過程を経てつくっているんだなあ」とか、「こうしたいと自分は思っていたんだなあ」とか、お話をお聞きしながらも、自分が言葉にできないで考えていたことが如実に具体的に頭に浮かんできて、自分が創作するうえでの、頭の中での反芻みたいな作業が同時に起きるというか、とても不思議な意識になります。

ある程度、お皿の絵のイメージが固まったころにお客様と最終の確認をしながら、改めて清書をしていきます。
そのときの気持ちを合わせて、確認を進めていくときに、喜んでいただけている感じが伝わってきて、わたしにとってはとても嬉しい時間です。

一日に何枚ものお皿の柄を考えなくてはならないので、終わった後は頭がカンカンに熱くなっていますが、それと同時に、早くこれをお皿の上に載せたい(描きたい)!!
という気持ちになります。
それは、依頼してくださった方の生活や、気持ちも乗せているものだからじゃないかなと思います。

またいいタイミングがあればやらせていただきたいです。

参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。
これから頑張って描きます!
完成するまで、楽しみにお待ちくださいませ。