2018年9月23日日曜日

山の出合い 京都・南山城村 @阪急うめだ


阪急うめだ本店10階、うめだスーク中央街区にて、
「山の出合い 京都・南山城村」に参加いたします。
期間中、ワークショップやイベントも行われます。
以下は山のテーブルさんより。


阪急うめだ本店10階、うめだスーク中央街区にて、「山の出合い  京都・南山城村」を開催させて頂きます。

京都府南端に位置する、京都で唯一の村、南山城村。
奈良・滋賀・三重の県境に位置しています。

美しい茶畑や山並み、豊かな自然、鳥の囀と虫の唄声。

穏やかな時間が流れ、お茶の旨味にほっと心が休まります。


「山の出合い  京都・南山城村
」では、学ぶ、つながる、体験するをテーマに南山城村の特産品であるお茶や食品、村を拠点に制作をされている作家の方々の作品のご紹介と販売を行います。
会期中は道の駅お茶の京都みなみやましろ村による美味しいお茶の飲み比べワークショップや、参加作家によるワークショップや実演も。


この土地とのであい
好きなこととのであい
美味しいものとのであい
素敵なひと・もの・こと とのであいの場に なれば幸いです。

 

「山の出合い  京都・南山城村

日時:2018年9月25日(火)−10月2日(火)  
日-木10:00-20:00 金・土10:00-21:00 最終日は17:00まで

会場:阪急うめだ本店10階 うめだスーク中央街区

主な参加者
・奥西しろ(イラスト)
・柿渋のトミヤマ(柿渋)
・坂田典子(革)
・永尾博司(木工)
・萩原桂子(切り絵)
・ハト畑(食品)
・道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村(食品)
・宮内知子(木工)
・宮本佳緒里(布)
・山のテーブル(古道具と食品)


お問い合わせ:山のテーブル

TEL:080-4980-3811
info@yamanotable.com


イベント情報:
①会期中毎日15:00から、
道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村さんによるお茶の振る舞いがあります。

②9月27日(木) / 11:00-13:00 
参加作家 萩原桂子さんによる 切り絵のワークショップ
また、切り絵のワークショップ終了後、実演もございます。14:00-17:
00

③9月30日(日) / 10:00-12:00、13:00-15:00 
参加作家 奥西しろさんによる 型染めの茶筒とポストカード作りのワークショップ

④9月26日(水)、9月29日(土) / 13:00-15:00
参加作家 坂田典子さんによる革の鞄作りの実演

⑤9月25日、28日、10月1日、2日 / 11:00-12:00
道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村さんによる日本茶のワークショップ

​ワークショップの詳細ははコチラをご覧ください。

2018年9月22日土曜日

カウリにて個展はじまりました

奈良 カウリにて、個展、流々草花(るーるーそーげ)がはじまりました!

これは初日の様子。
朝から雨でしっとりとはじまりました。
新作披露は毎回ドキドキしますが、
観に来られた方が、たのしく選ばれている様子を拝見でき、ホッ。


新作たくさんございます!

30日まで開催しております。
わたしはつぎ、24日と30日に在廊いたします。

どうぞ皆様のお越しをお待ちしております!

2018年9月19日水曜日

新作いろいろブローチ篇






新作ブローチできました!
葉のかたち、絵とかアルファベットとか雲とか。
木と漆で試行錯誤しつつ、あれこれとつくりました。
こちらも20日よりカウリにてお披露目します。

初日在廊いたしますー!
どうぞ皆様のお越しをお待ちしております。



新作いろいろお皿篇

「つながるもの」


9月20日(木)より、奈良のカウリにて個展、
「流々草花」(るーるーそーげ)はじまります!

流々草花(るーるーそーげ)という題は、
石牟礼道子さんの「あやとりの記」の中の詩経から拝借しました。
今と向こうを行き来する、曖昧なものも共存する、みっちんとおもかさまの話。
子供向けに書かれていますが、とてもいい本です。



 葡萄とロバ 28cm大皿(梻)

 宝づくし 8寸皿(楢)

 シロツメクサ図 30cm大鉢(楢)

おはな 8寸皿(梻)

今回は草食系の柄多めになりました。

2018年9月7日金曜日

奈良 カウリにて個展のお知らせ




流々草花(るーるーそーげ)
宮内知子 木工作品展
2018年9月20日(木)~30日(日)
11:00~18:00(最終日は17時まで)
在廊日20日、24日、30日

カウリ
奈良市鳴川町1
TEL 0742-93-9208
(駐車場はございません。お近くの有料駐車場をご利用ください。)

今回の個展は、草花をモチーフを主にした器類、ブローチ、合わせ木を使った絵などを展示する予定です。
新作も試行錯誤しつつ、
ただいまあれこれ制作しています。
どうぞお越しいただけましたら幸いです。

また、近くになったら作品ご紹介いたします!


2018年9月3日月曜日

豆豆碗碗展

伊勢丹新宿店にて行われる「豆豆碗碗展」に出展いたします。
ちっちゃいのがたくさん並びます。

9月5日(水)~18日(火)
午前10時から午後8時まで
伊勢丹新宿店 本館5階
和食器プロモーション旬にて

お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りくださいませ。

2018年8月30日木曜日

ひとりごと2



新しく見つけた最初のものや、見つけ出てきたものにはちゃんとエネルギーがあって伝わるものがあるということは前述にも書きましたが、たくさん同じものをつくり続けるということも、意識の持っていき方で、研鑽されていき、仕事も早くなり、少しづつ洗練されていくものです。それで、どうしたらうまく伝わるか、思った通りの表現になるかなど考えながらつくっていくと、私の場合はいわゆる「上手」になっていくような気がします。
そのことは全然悪いことでないのもわかるのですが、それと同時に、同じものをコピーしていく毎に「これで良し」としてしまっていないか、と、常に感じています。

モノを作るようになってから、他の方がつくった気に入った器など購入するようになり、日常で使うことも多いのですが、恐らく、高価なものではないので、数はつくられたりすると思うのですが、こう、きちんとモノに匂い立つものがあるのはなんでだろうと思わせる器があったりします。

絵でも器でもなんでも、つくることはさておき、やはり「生き方」みたいなものがものに宿るのかなあ。
自分がかっこつけてるとこも案外作ってるものに乗っかっててダダ漏れしてるのかもしれませんねぇ。

なーんてあれこれ考えながら日々つくっております。


思案するには夕暮れあたりのジョギングが最適なのです。

2018年8月23日木曜日

ひとりごと

9月の個展に向けて、今回は絵を描こうかと考えています。

ここ最近は、旋盤でお皿を成形したものに象嵌のように漆を埋め込んだりして絵を描き、
食器として制作はしているのですが、
これは「絵」とも見える木の器。
今回は「器」にもなる絵を描こうかと考えています。

一個人の見解ですが、今は、ものの表現方法やそれをカテゴライズするものが曖昧であまり物質的にジャンル分けするようなことを意味のないものとして捉えられている傾向があり、だからこそ、コンセプチュアルなものを大事にする傾向があるような気がします。
徒弟制度や、地場産業などにも革新的な新しいものを求められるようになり、こうすればああなるという予定調和的なものつくりの時代は過ぎ、個々の考え、より一人一人のものの考え方を、つくるものの背景にのせて、それをも、ものの一つの要素として表現とし、そういうものを乗せて循環させていかないとそのものも循環していかない傾向があるように思えます。

伝えたいものがあるとして、それをどうやって伝えていくか。それも一つの大事な要素だと思いますが、向こうに伝えようとするものが、それを使うお皿として捉えるとき、私の場合は、個人的な思いと同時に多方に向けていこうという意識が起きます。
ものに対価を払って買ってもらう以上、当たり前のことなのですが、それを何枚も何枚もと重ねるうちに、いまのところ全て一人でやっている分、どうも、こう、拙いながらも技術や、小手先のものに走ろうとする感じになるのがよくない。見つけた初めてのよろこびや、発見したときの浮き上がる感じは、その一時しかなく、確実にそれは人に伝わるということはわかってきたのですが、それを数多に続けてやっていこうとするにはあまりに無理があるような気がしてなりません。

作り続けることがなにかずっと加え続けることのような気がして、でも、ものが出来上がる要素として必要なことは必ず引くものだと思っています。加えて加えてたくさんやってきたからいいものが出来上がるとは限らない。加えて引いて、丁度快いところに「表現」というものが見えてきます。でも、引こうと考えて引いた瞬間にそれは意識的に「加える」ということになります。
その矛盾に常に作り手は悩み、苦しむのかもしれない。
誰がどう見ようとかあまり考えず、
また、そんなことを考えながら、絵が描けたらと思います。

あぁ。偉そうに語ったけど、どうなることやらだ。

まずはキャンバスから

ガサゴソと過去のものを探ってたら、
昔描いた絵のようなものを発掘。
ぐるぐる螺旋のようにモノをつくっております。




2018年8月19日日曜日

個性の出し入れ


お盆が過ぎた途端に涼しくなりましたね。

お皿を作っています。数つくると撮りたくなる図。
わたしにしてはたくさん作っている感じですが、
どうもまだほいほーいとラクに作れません。
一枚一枚いらない個性がでてしまいます。

個性とはなんだろう。
とか考えながらつくっております。


2018年8月13日月曜日

暑中お見舞い申し上げます

毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

わたしは少しだけナツヤスミみたいに過ごしたあと、次の展示に向けて歩を進めようと準備しているところです。
この暑い中なかなか動き出すのもしんどいですが、頭の中ではあっちゃこっちゃ、回遊しながらこれからのいろんなものを巡らせています。
さて、どうなるんだろう。

今、手の中にあるものでしか伝える方法はないけれど、
その手の中のものできちんと伝わりますように。
いろいろ頭を飛ばしながら
これからも日々精進して行く所存です。

次の展示のお知らせ
9月5日~18日 伊勢丹新宿店 「豆豆碗碗展」
9月20日~30日 奈良 カウリにて個展

また、詳しいことは後日お伝えします!


2018年8月4日土曜日

日本橋三越での「工房からの風から」終了いたしました


7月31日で、1週間続きました「工房からの風から」無事終了いたしました。


酷暑からはじまり、台風だったりいろいろな状況の中、
お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました!

久しぶりの工房からの風関連のちょっと大きな展示なので、
いままで積み重ねてきたものの研究発表だったり、
成果をご覧いただく機会でもあったのですが、
お客様はもとより、過去の出展者、今年出される方など、
たくさんのかたに関心を持ってご覧いただけた展示になりました。

また自分とつくるものとの内なる世界で研鑽をかさねていく
このまま進んでいいんだなという自信をいただき帰途につきました。

やはり、場はいつも熱くなくてはね。
熱いものをずっと持ち続けるにはどうしたらいいのか。

またこれからもあれこれ試行錯誤しながらがんばります。