2018年9月7日金曜日

奈良 カウリにて個展のお知らせ




流々草花(るーるーそーげ)
宮内知子 木工作品展
2018年9月20日(木)~30日(日)
11:00~18:00(最終日は17時まで)
在廊日20日、24日、30日

カウリ
奈良市鳴川町1
TEL 0742-93-9208
(駐車場はございません。お近くの有料駐車場をご利用ください。)

今回の個展は、草花をモチーフを主にした器類、ブローチ、合わせ木を使った絵などを展示する予定です。
新作も試行錯誤しつつ、
ただいまあれこれ制作しています。
どうぞお越しいただけましたら幸いです。

また、近くになったら作品ご紹介いたします!


2018年9月3日月曜日

豆豆碗碗展

伊勢丹新宿店にて行われる「豆豆碗碗展」に出展いたします。
ちっちゃいのがたくさん並びます。

9月5日(水)~18日(火)
午前10時から午後8時まで
伊勢丹新宿店 本館5階
和食器プロモーション旬にて

お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りくださいませ。

2018年8月30日木曜日

ひとりごと2



新しく見つけた最初のものや、見つけ出てきたものにはちゃんとエネルギーがあって伝わるものがあるということは前述にも書きましたが、たくさん同じものをつくり続けるということも、意識の持っていき方で、研鑽されていき、仕事も早くなり、少しづつ洗練されていくものです。それで、どうしたらうまく伝わるか、思った通りの表現になるかなど考えながらつくっていくと、私の場合はいわゆる「上手」になっていくような気がします。
そのことは全然悪いことでないのもわかるのですが、それと同時に、同じものをコピーしていく毎に「これで良し」としてしまっていないか、と、常に感じています。

モノを作るようになってから、他の方がつくった気に入った器など購入するようになり、日常で使うことも多いのですが、恐らく、高価なものではないので、数はつくられたりすると思うのですが、こう、きちんとモノに匂い立つものがあるのはなんでだろうと思わせる器があったりします。

絵でも器でもなんでも、つくることはさておき、やはり「生き方」みたいなものがものに宿るのかなあ。
自分がかっこつけてるとこも案外作ってるものに乗っかっててダダ漏れしてるのかもしれませんねぇ。

なーんてあれこれ考えながら日々つくっております。


思案するには夕暮れあたりのジョギングが最適なのです。

2018年8月23日木曜日

ひとりごと

9月の個展に向けて、今回は絵を描こうかと考えています。

ここ最近は、旋盤でお皿を成形したものに象嵌のように漆を埋め込んだりして絵を描き、
食器として制作はしているのですが、
これは「絵」とも見える木の器。
今回は「器」にもなる絵を描こうかと考えています。

一個人の見解ですが、今は、ものの表現方法やそれをカテゴライズするものが曖昧であまり物質的にジャンル分けするようなことを意味のないものとして捉えられている傾向があり、だからこそ、コンセプチュアルなものを大事にする傾向があるような気がします。
徒弟制度や、地場産業などにも革新的な新しいものを求められるようになり、こうすればああなるという予定調和的なものつくりの時代は過ぎ、個々の考え、より一人一人のものの考え方を、つくるものの背景にのせて、それをも、ものの一つの要素として表現とし、そういうものを乗せて循環させていかないとそのものも循環していかない傾向があるように思えます。

伝えたいものがあるとして、それをどうやって伝えていくか。それも一つの大事な要素だと思いますが、向こうに伝えようとするものが、それを使うお皿として捉えるとき、私の場合は、個人的な思いと同時に多方に向けていこうという意識が起きます。
ものに対価を払って買ってもらう以上、当たり前のことなのですが、それを何枚も何枚もと重ねるうちに、いまのところ全て一人でやっている分、どうも、こう、拙いながらも技術や、小手先のものに走ろうとする感じになるのがよくない。見つけた初めてのよろこびや、発見したときの浮き上がる感じは、その一時しかなく、確実にそれは人に伝わるということはわかってきたのですが、それを数多に続けてやっていこうとするにはあまりに無理があるような気がしてなりません。

作り続けることがなにかずっと加え続けることのような気がして、でも、ものが出来上がる要素として必要なことは必ず引くものだと思っています。加えて加えてたくさんやってきたからいいものが出来上がるとは限らない。加えて引いて、丁度快いところに「表現」というものが見えてきます。でも、引こうと考えて引いた瞬間にそれは意識的に「加える」ということになります。
その矛盾に常に作り手は悩み、苦しむのかもしれない。
誰がどう見ようとかあまり考えず、
また、そんなことを考えながら、絵が描けたらと思います。

あぁ。偉そうに語ったけど、どうなることやらだ。

まずはキャンバスから

ガサゴソと過去のものを探ってたら、
昔描いた絵のようなものを発掘。
ぐるぐる螺旋のようにモノをつくっております。




2018年8月19日日曜日

個性の出し入れ


お盆が過ぎた途端に涼しくなりましたね。

お皿を作っています。数つくると撮りたくなる図。
わたしにしてはたくさん作っている感じですが、
どうもまだほいほーいとラクに作れません。
一枚一枚いらない個性がでてしまいます。

個性とはなんだろう。
とか考えながらつくっております。


2018年8月13日月曜日

暑中お見舞い申し上げます

毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

わたしは少しだけナツヤスミみたいに過ごしたあと、次の展示に向けて歩を進めようと準備しているところです。
この暑い中なかなか動き出すのもしんどいですが、頭の中ではあっちゃこっちゃ、回遊しながらこれからのいろんなものを巡らせています。
さて、どうなるんだろう。

今、手の中にあるものでしか伝える方法はないけれど、
その手の中のものできちんと伝わりますように。
いろいろ頭を飛ばしながら
これからも日々精進して行く所存です。

次の展示のお知らせ
9月5日~18日 伊勢丹新宿店 「豆豆碗碗展」
9月20日~30日 奈良 カウリにて個展

また、詳しいことは後日お伝えします!


2018年8月4日土曜日

日本橋三越での「工房からの風から」終了いたしました


7月31日で、1週間続きました「工房からの風から」無事終了いたしました。


酷暑からはじまり、台風だったりいろいろな状況の中、
お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました!

久しぶりの工房からの風関連のちょっと大きな展示なので、
いままで積み重ねてきたものの研究発表だったり、
成果をご覧いただく機会でもあったのですが、
お客様はもとより、過去の出展者、今年出される方など、
たくさんのかたに関心を持ってご覧いただけた展示になりました。

また自分とつくるものとの内なる世界で研鑽をかさねていく
このまま進んでいいんだなという自信をいただき帰途につきました。

やはり、場はいつも熱くなくてはね。
熱いものをずっと持ち続けるにはどうしたらいいのか。

またこれからもあれこれ試行錯誤しながらがんばります。



2018年7月26日木曜日

工房からの風から はじまりました!



日本橋三越にて「工房からの風から」
今日は2日目

昨日の初日は賑やかに、出展作家もたくさんで、会いたい人会いたいものにも出会えて、楽しい一日を過ごさせていただきました。
どうもありがとうございました!
画像はギリギリまで作っていた
「木殻器」

本日はわたしはおりませんが、作品はまだまだたくさん鎮座しております。
後、在店日は27日、28日、29日、31日です。
どうぞよろしくお願いいたします。





2018年7月22日日曜日

あれこれあれこれ


25日からの展示に向けていろいろつくりました。

酷暑だからかはっきりした色合いのブローチができました


今回は器が多めの展示です。

こんなのも。
(合わせ木皿)

今回から箱を一新しました!
デザインはumdesign+

見やすくすっきりとした
箱になりました。

こちらでもご紹介いただいております→http://blog.hinata-note.com/2018/07/12263/

紹介もできないほどギリギリまで制作しているものもあります…



「工房からの風から」7/25 (水) - 7/31 (火)
日本橋三越本店5階
スペース♯5 /ギャラリー ライフ マイニング
午前10 時 - 午後7 時

在店日

7月25日(水)10:00~19:00
7月27日(金)10:00~14:00
7月28日(土)11:00~19:00
7月29日(日)11:00~19:00
7月31日(月)11:00~19:00

になります。

暑い日がつづきますが、どうぞ皆さまのお越しをお待ちしております。







2018年7月9日月曜日

7月25日より東京で展示のお知らせ



7月25日から日本橋三越にて、4年前にお世話になりました、
「工房からの風」によるスピンオフ企画に参加いたします。

1週間の間、5日間在店予定です。
7月25日(水)10:00~19:00
7月27日(金)10:00~14:00
7月28日(土)11:00~19:00
7月29日(日)11:00~19:00
7月31日(月)11:00~19:00

になります。

ただいま、鋭意制作中!
がんばっております。


私以外にもたくさんの作家の作品が展示販売されます。

以下は工房からの風より

「工房からの風から」7/25 (水) - 7/31 (火)
日本橋三越本店5階
スペース♯5 /ギャラリー ライフ マイニング
午前10 時 - 午後7 時
出展作家35名による大きな企画展を1週間繰り広げます。
〈独立ブース〉
広やかなブースに各作家の作品を豊かに構成し、
作家が多くの日に在店します。
陶磁|
伊藤 慎 小泉すなお 吉野千晴
木工|
アトリエ倭 岡野達也 CHIGUMA
hyakka フジタマリ 宮内知子
編・染織|
髙際有希 nagamori chika RIRI TEXTILE
ガラス|
菊田佳代 栗原志歩 曽田伸子 松村 淳
装身具|
漆原圭子 小島亜伊 CHIAKI KAWASAKI
Chizuca niu. mitome tsukasa
革|
R.BROWN Labo YUSHI SOSHIRODA
服|
– かえる裁縫室 –
〈セレクションブース〉
代表的な旬の作品を構成します。
作家の在店はありません
陶磁|
安齋 新・厚子 大野七実 鈴木美佳子
平 厚志 竹口 要 松本郁美
布|
sun and snow
ガラス|
津田清和 花岡 央
金属|
大桃沙織
ご来場をお待ちいたしております。

2018年7月1日日曜日

つくっています

先日のパーツはこんな感じに飾られます。
子供たちが興味を持って見てくれるのがうれしい。
これはそら(宙)組。
また、きちんと設置されたものができましたらご報告いたします。


次の展示に向けて制作を進めています。



この器にまた合わせ木で足していって高さを加えます。
どうなるかなー。

これはヒヤヒヤのチャレンジ部門です。


他にもいろいろ同時進行でつくっております。