毎日制作しながら、今のこと、先のことを日々考えています。ありがたいことに、来年も展示の予定がいろいろあって、おそらく、数珠繋ぎのように制作が続いていくのだと思うのですが、夏にあるある個展のことを開催が決まってから、ずっとそのことを考えています。
展示をさせてもらうお店は、ほんとにスタンスもそれぞれで、展示設置はお店の方がしたり、または私がお店の方と一緒にしたり、最近、在廊は一部の日にちのみで、ほとんどはお店にお任せする場合が多いのですが、夏にさせてもらう個展は、搬入、設置、全日在廊、購入の場合は梱包もして、宣伝や、並べるのもおそらくわたしが主体となってさせてもらいます。
最近の展示ではあまりないことで、お店やギャラリーから展示の依頼がある場合、新しくつくるものは、ほとんど意図せずとも、お店やギャラリーの意向に沿うようなものを想像してつくることがほとんどです。
ですが、夏の展示はどういったコンセプトを持って展示をする等、おそらく自分が主体となって考えなくてはなりません。
展示スペースもそこそこあり、グループ展も考えましたが、多分、そうなると展示自体がボヤけてしまうと思い、個展をさせてもらうことにしました。
なので、壁を埋めるには、、とか、毎日あれこれ考えていますが、そういえば、ウン十年前に木の制作をはじめた頃は、展示のことなどは全く考えもせずに闇雲に自分の持ち味を探りつつつくっていました。
工程は違いますが、なんとなくその頃に始めた手探りに進めていた頃の時と少し似てるかもと思いました。はじめたころは根性だけでつくっていて、良し悪しに関わらず、思いばっかりが強いもので、現在はあのころの心情では到底つくることはできません。
でも、あれこれ試行錯誤したなかから、なんとかカタチにしようという思いみたいなものがちょっと蘇ってきてる感じがして、不安しかありませんが、今からあれこれ思案して、いい展示ができたらと思ってます。
来年の夏、どうぞみなさまお楽しみにお待ちください。
(とか言うとる)























